短編3本、長編3本を一気に見た。なんというか、ヌーヴェル・ヴァーグというものにまとわりついている(と個人的に感じる)億劫さ、のようなものがまったく無い、もっとも気持ちいいヌーヴェル・ヴァーグともいえる作品たちだった。
ヌーヴェル・ヴァーグのおっくうさ、というのは、その批評の土壌から漂ってくる「難解そうだな」という匂い(じっさいはそんなことない場合がほとんどなんだけど)に尽きる。これほど「知的な装い」から遠く隔たることができるというのは、じつにかっこいい。
短編「ブルー・ジーンズ」が非常にまぶしかった。
原付が青春を象徴するというのは、どの国もどの時代もそうだろう(単純に持ってるお金が車じゃなくて原付を選ばせるんだろうけど)。原付くらいのスピードが、風景の流れる爽快感がありつつ風景のディテールが吹っ飛んでいかない、絶妙な映画的光景を生んでいるような気がする。
個人的には『メーヌ・オセアン』が一番すきでした。

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